一般財団法人環境イノベーション情報機構

キーワード2:鳴き砂を守る生物多様性を読み解くキーワード

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キーワード
1.生物多様性で暮らす
2.鳴き砂を守る
3.海のゆりかご
4.活動のアイデア
5.人工林の間伐
6.天然林の再生
7.海の森づくり
8.都会の生物多様性
事例
1.産直市場グリーンファームの取り組み
2.琴引浜の鳴き砂保全
3.アマモ場の再生
4.宍道湖のヨシ再生
5.森の健康診断
6.宮川森林組合の取り組み
7.アマモが取り結ぶ地域連携
8.野川の自然再生
9.草原の自然が育む生物多様性 人とのかかわりが「二次的自然」維持

キーワード2:鳴き砂を守る

“鳴き砂を守る”って、「砂」は生きものじゃないけど、生物多様性と関係あるの?


京都・琴引浜の取り組みは、鳴き砂を守る活動です。キュッキュと鳴る砂は、石英質の砂が自然界でよく洗浄された状態のときに生じる摩擦係数によって音を出す物理現象の一種。

砂そのものは「生きもの」ではありませんが、多様な生きものの生活は自然という「場」の健全性があって成り立つものです。鳴き砂は、少しのごみや汚れで鳴かなくなるため、砂が鳴ることは本来の自然生態系が健全な状態にあることの証しでもあります。

つまり、砂という環境を守ることは、生命の営みを守ることであり、またその砂と人との関わりの文化を守ることが、生物種としての人が本来くらしていた自然の中で生かされていることを取り戻していくことでもあると言えます。

この特集ページは平成22年度地球環境基金の助成により作成されました。