一般財団法人 環境イノベーション情報機構
テレビにまつわるエコライフ(4)
テレビとエネルギーセービングな関係
捨てるときまでいいお付き合い
内閣府では、一般世帯における家電製品などの買い替え状況等を定期的に調査しています。これによると、テレビの平均使用年数は9.5年となっています。買替えの理由も、故障によるものが71.1%ともっとも多く、次いで上位品目への買換えが19.8%と、故障するまで使い切る人が多い傾向が見られます。
永く愛用した家電製品、使い切ったあとには、収集・運搬やリサイクルのための費用といっしょに家電小売店などに引き渡して、リサイクルにまわします。
お世話になったテレビには、次の活躍ステージをあげたいですね。
データ出典
内閣府景気統計部では、毎月「消費動向調査」を実施していますが、毎年3月分の調査において他の月よりも詳細な内容の調査を実施しています。
そのうちの項目の一つに「主要耐久消費財の買い替え状況」があります。
テレビ以外でも、ルームエアコンの平均使用年数が13.5年、電気冷蔵庫12.2年、電気洗濯機10.7年、パソコン7年などとなっています。
関連リンク
- 家電リサイクル法(経済産業省)
平成13年4月に施行された家電リサイクル法では、対象家電製品の廃棄時に、消費者が費用を負担してリサイクルを進めることが義務付けられました。 - 小型家電リサイクル法(環境省)
平成25年4月からは、小型家電リサイクル法が開始しました。デジタルカメラや電子辞書、携帯電話、電源アダプタ、ゲーム機などを対象に、市区町村ごとに回収拠点を設けるなどして回収し、国の二艇を受けた認定事業者が分解・破砕して、金属の種類やプラスチックごとに選別して、金属資源などとして再生するとともに、有害物質の処理を行います。