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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、フカヒレとその製品の輸出入禁止へ

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2021.09.02 【情報源】イギリス/2021.08.15 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、サメの保護推進のため、フカヒレ及びその製品(スープ缶など)の輸出入を世界に先駆け禁止すると発表した。これは、DEFRAの「動物福祉のための行動計画」で示された残酷な習慣の根絶と国内外の基準向上に向けた政府計画の一環である。
 海域における多様なサメの存在は海洋の健全性を保つ重要な役割を担っているが、500種以上に及ぶサメのうち143種が国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種として掲載されている。混獲や乱獲に加え、フカヒレ製品の需要が個体数減少の要因であり、特に海上でサメのヒレのみを切り取り魚体を海に投棄するフカヒレ漁は極めて残酷だという。今回の輸出入禁止措置は、持続可能でない漁法が原因で急速に減少しているアオザメとヨシキリザメ等の保護に役立つだけでなく、関係産業への明確なメッセージとなる。DEFRAは今後も、「地域漁業管理機関」(公海の漁業活動を規制する国際機関)やワシントン条約CITES)を通じて、サメ保全措置の支持を続けるという。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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