一般財団法人環境イノベーション情報機構
遺伝子組換体の輸出に関するEU規則実施のため 協議をスタート
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2004.06.10 【情報源】イギリス/2004.05.25 発表
遺伝子組換体(GMO)の輸出に関するEU規則をイングランドで実施するため、イギリス政府は協議書を発表した。この新たなEU規則(No 1946/2003)は、GMOの越境移動についての通報・情報提供について、一元的な制度を確立するためのもの。カルタヘナ議定書の実施に当たって、既存のEU関係法令では、まだカバーされていない部分を実施するものである。モーレイ環境大臣は、「GMOの越境移動の監視及び管理は、世界の生物多様性、環境及びヒトの健康の保護にとって重要である」と述べた。協議は、5月24日から12週間に及び行われる。また、この新規則は2004年11月発効する予定だ。【イギリス環境・食糧・地方事業省】