一般財団法人環境イノベーション情報機構
自然保護・野生動物施策を審議
【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2003.01.14 【情報源】フランス/2002.12.19 発表
フランス エコロジー・持続可能な開発省のロズリン・バシュロナルカン大臣は、12月18日、自然保護および野生動物に関する3つの審議会を招集した。開催されたのは、自然保護全国会議(CNPN)、狩猟・野生動物全国会議(CNCFS)及びナチューラ2000継続全国委員会。審議会では、以下4つの問題について検討した。
(1)2002年7月18日のデクレにより開始された、野生動物とその生息地に関する全国規模のモニタリング
(2)野生生物種について、大臣が委託していたP.ルッセル氏(GREF代表エンジニア)による最終報告発表
(3)2003年1月からの科学会議の事業スケジュール。自然保護に関する公共政策の評価および実施、決定について、大臣への助言。
(4)ナチューラ2000。フランスはEUの義務の履行、ネットワーク構築の遅れを取り戻すべく、関係者との協力を図りつつ、ナチューラ2000の指定を現場と連携して行う。大臣は、フランスにおける持続可能な開発の観点から、生物多様性及び経済発展を維持していくために、ナチューラ2000はひとつのチャンスであると考える。
【フランス エコロジー・持続可能な開発省】