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環境ニュース[海外]

ドイツ、内閣が昆虫保護のための行動計画の重点を承認

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.07.09 【情報源】ドイツ/2018.06.20 発表

 ドイツ連邦内閣は、昆虫保護のための行動計画の重点を承認した。この重点に基づき、広く議論を行った後、2019年までに昆虫保護行動計画を策定し、対策実行を開始する。緊急対策として、連邦環境省は、連邦生物多様性プログラムから昆虫保護に年間500万ユーロを用意する。行動計画では、農業景観における昆虫の生息空間の促進とその構造の多様性、他の景観における昆虫の生息空間の再生と連結、昆虫の生息空間としての保護地域の強化、農薬の使用量の削減、土壌や水域における栄養や有害物質の流入の削減、光害の軽減における対策が講じられる。さらに、昆虫の死滅に関して不足している知見の補足や連邦全体で統一した昆虫モニタリングの実施にも取り組む。連邦政府が今後6年間から8年間の間に昆虫保護に対して投じる額は総額で3000万ユーロから4000万ユーロとなる。【ドイツ連邦環境省】

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