一般財団法人環境イノベーション情報機構
UNEP・IUCN 深海と公海に迫る危機を訴える
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2006.06.26 【情報源】国連/2006.06.16 発表
UNEPと国際自然保護連合(IUCN)は共同で、深海・公海についての報告書「深海と公海におけるエコシステムと生物多様性について」を国連「海洋および海洋法に関する非公式協議プロセス(UNICPOLOS)」に提出・発表した。同報告書は、沿岸水域の保護で得られた教訓を、深海や公海にも反映させていくべきだと主張する。地球上の生物資源の90%は、海洋中に存在しているが、科学は、まさに、その一端をつかみかけたばかりである。
また、報告書は、漁業の方法、汚染、温暖化といった海洋への負荷が、海洋環境に影響を与えていることを指摘している。【UNEP】