一般財団法人 環境イノベーション情報機構
ごみ
どんな人でも必ずすることの1つが、ごみを出すことです。いま、日本では1人が1日に1キロものごみを出しています。日本人全部のごみをあわせると、1年間に5000万トンくらいで、東京ドーム130杯よりも多くなります。
昔の人だってごみをすてていましたが、自然がしょりできるくらいの量だったので、問題にはなりませんでした。でも、今はちがいます。わたしたちの出すごみがあまりにも多くなってしまったので、ごみをうめられるところがどんどん少なくなってしまいました。自然にかえらないものもふえました。
それに、ごみをもやすときに、ダイオキシンのような、きけんなぶっしつができたり、うめたごみから、よごれた水やあぶないぶっしつが土にしみだす、という問題もおこっています。
そこで、できるだけごみをへらすために、リサイクルがさかんになってきました。ごみを分けて集める地域がふえています。スーパーなどのお店や会社でもリサイクルをしています。
でも、ごみをへらすためにもっと大切なことは、ビールびんのように、なるべく何度も使ったり(「リユース」といいます)、使う量をへらすこと(「リデュース」といいます)です。また、なによりもごみになるものを買ったりもらったりしないことが大切、と考えて行動する人もふえています。