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環境ニュース[国内]

厚労省が北海道内での犬の放し飼い防止を通知 飼い犬のエキノコックス感染判明受け

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.04.02 【情報源】厚生労働省/2004.04.02 発表

 厚生労働省は、北海道大学神谷正男教授らによる厚生労働科学研究「動物由来寄生虫症の流行地拡大防止対策に関する研究」の中で、北海道内の1,139頭の飼い犬を調べた結果、3頭の飼い犬にエキノコックスの感染が確認されたことを受け、道の衛生主管部署に対して犬の放し飼い防止の取り組み強化を呼びかけるとともに、全国の自治体や関係機関に、北海道に犬を連れて旅行した場合に、犬を放し飼いにしないよう通知した。
 エキノコックスは北海道に生息する寄生虫の1種で、犬がエキノコックスの幼虫が寄生した野生ネズミを捕獲し食べた場合、犬の体内でエコノキックスが成虫化し寄生する場合が多い。また犬やそのふんを介し、エキノコックスの卵が人間の口に入った場合は、人の腸でエコノキックスが孵化し、重い肝臓病を引き起こす危険性があるという。【厚生労働省】

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