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寄生 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

寄生

キセイ   【英】Parasitism  

解説

広義の「共生」の一形態。ある生物が他の生物の体内に侵入したり体表に付着して、栄養分を吸収したり生息場所を得ること。前者を「内部寄生」、後者を「外部寄生」という。寄生する生物を「寄生者」、寄生される生物を「宿主(やどぬし)」または「寄主(きしゅ)」と呼ぶ。

寄生は植物間、動物間、動植物間のいずれにもみられる。寄生者は宿主より体が小さく、宿主をすぐに殺さず長期的に弱らせる場合が多い。植物には、全ての栄養を宿主に頼っている「全寄生植物」と、自身で光合成を行いながら宿主からも栄養分を得ている「半寄生植物」がある。

寄生虫の中には、一生のうち一時期だけ寄生する「一時寄生」、一生を同じ宿主に寄生する「定留寄生」、2種以上の宿主を必要とする「異種寄生」がある。

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