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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁等、洋上風力開発とタイセイヨウセミクジラの保護・回復を両立させる共同戦略を発表

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2024.02.13 【情報源】アメリカ/2024.01.25 発表

アメリカ海洋大気庁(NOAA)海洋漁業局と内務省海洋エネルギー管理局(BOEM)は、絶滅の危機にあるタイセイヨウセミクジラの保護・回復を促しつつ、責任をもって洋上風力を開発するための最終的な共同戦略を発表した。
同戦略は洋上風力開発がタイセイヨウセミクジラとその生息地に及ぼし得る影響を継続的に評価・緩和するため、3つの主な目標(緩和・意思決定の支援方法、調査・監視、連携・情報交換・支援活動)とその下での行動を特定。緊急の影響緩和策として、タイセイヨウセミクジラの潜在的生息地等への影響が懸念される海域でのリースの回避、洋上風力発電活動で予想される騒音レベル閾値を超えないよう厳格な音場検証の実施に関する開発者の指導、を挙げている。
2030年までに30GWの洋上風力発電を開発するというバイデン政権の目標を支援するもので、入手可能な最良の科学情報、部族や一般市民の意見が盛り込まれている。両機関は業界等に戦略への参加を呼びかけている。

【アメリカ海洋大気庁】

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