ドイツ　内閣が自然気候保護行動プログラムを承認

ドイツ連邦内閣は自然気候保護行動プログラムを承認した。連邦政府はプログラムを通じ、国内の生態系の状態を大幅に改善し、生態系のレジリエンスと生態系による気候保護への貢献を強化するとし、10分野69件の対策に対し、2026年までで合計40億ユーロの資金を提供する。無傷の生態系は天然の気候保護対策であり大気中の二酸化炭素を吸収し長期的に固定することから、連邦環境省は、この行動プログラムについて、連邦気候保護法に明記された土地利用、土地利用変化及び林業（LULUCF）分野の目標達成、並びに気候中立の達成に貢献すると評価している。さらに、昆明・モントリオール生物多様性枠組の実行や自然災害への予防にもつながることが期待されている。
【ドイツ連邦環境省】