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環境ニュース[国内]

大成建設、土壌汚染調査・対策業務支援システムを機能拡張

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2022.10.13 【情報源】企業/2022.09.13 発表

 大成建設株式会社は、2020年に開発し業務へ適用を進めてきた、土壌汚染に係る調査および対策業務支援システム「T-CIM(R)/SoilReme」の機能を拡張した。今回の機能拡張では、出来形管理帳票の作成や浄化工事の進捗状況を示す3次元モデルの作成等が行える3D汚染情報ビューワと地下水モニタリング管理システムの機能を追加し、タブレット端末によりいつでもどこからでも情報管理できるようになった。

 土壌汚染調査や対策工事では、土壌汚染対策法に基づき、汚染物質ごとに調査図面やその結果などを整理し帳票として保管することが求められている。そのため、対象地域を10m四方の範囲で区切り、汚染物質別に深さ1mごとの汚染状況や対策状況を正確に把握する必要があった。
 そこで同社は、これらの複雑で多数の情報を関係者間で共有し、円滑に合意形成を行うため、土壌汚染調査・対策業務支援システム「T-CIM/SoilReme」を開発し、今回、新たに対象地域の汚染状況から浄化対策工事、地下水モニタリングまでのすべての情報について、汚染土壌のトレーサビリティを確保しながら一元管理し、関係者で共有することができる機能を加え、システム全体の高度化を図った。
【大成建設株式会社】

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