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環境ニュース[海外]

産業部門ごとの汚染防止新ガイダンスを公表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2003.02.26 【情報源】イギリス/2003.02.19 発表

 イギリス環境・食糧・地方事業省は、2月19日、3つの産業部門(ガラス製造業、鉄鋼業及びパーティクルボード製造)について、詳細な公害防止基準を定める一連のガイダンスを公表。8週間に及ぶ公衆協議に付した。
 これは、新たな「地方自治体産業汚染防止・管理制度(the Local Authority Industrial Pollution Prevention and Control: LA-IPPC)」に基づく施設、いわゆるA(2)施設(訳注参照)について、地方当局をサポートするために策定される法的ガイダンス。今回のガイダンスは、一連のガイダンスの中でも最初のものとなる。ガイダンスは、公衆協議を受けて関係者からの意見を検討した後、国務大臣から正式に通知される。他のA(2)施設に関するガイダンスも引き続き策定される。
 なお、このガイダンスは、環境庁の地方当局部が準備にあたった。

(訳注)「1999年汚染防止・管理法(PPC Act)」及び「2000年汚染防止・管理(イングランド、ウェールズ)規則」に基づき、環境庁がA(1)分類の産業施設約6,000ヵ所を担当し、地方自治体が小規模で、汚染の少ないA(2)分類及びB分類の施設約18,000ヵ所を担当することとなる。なお、地方自治体が担当するA(2)施設は 統合的汚染防止管理(大気、水、土壌など)の対象となっており、B施設は大気汚染規制だけの対象となっている。

【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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