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環境ニュース[海外]

東アジア海域環境管理パートナーシップ、域内の海運部門の低炭素化を支援するプロジェクトを始動

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2021.09.22 【情報源】その他/2021.09.03 発表

 東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)などは、同海域内の国々が海運部門の低炭素化を図るのを支援するプロジェクト「ブルー・ソルーションズ」を立ち上げ、2021年8月からフィリピンとベトナムを皮切りに、プロジェクトを推進するための参加国向けのワークショップを開催していることを報告した。ワークショップはマレーシアやタイなど他の参加国でも予定されている。同プロジェクトは、PEMSEAと国際海事機関(IMO)が統括しており、ドイツ政府からの資金提供を受けている。プロジェクト参加国は、IMOの温室効果ガス(GHG)削減戦略や2018〜2025年ASEAN運輸戦略計画、PEMSEAの東アジア海域の持続可能な開発戦略(SDS-SEA)に沿って海運部門のGHG排出削減を目指す。海運部門は大気汚染物質やGHGの大きな排出源であり、内航海運を除いた国際海運からの排出量だけでも世界全体のGHG排出の約3%を占めるとされている。海運業が盛んな同海域内の国々は海運部門のGHG排出削減に取り組んでいるところである。
【東アジア海域環境管理パートナーシップ】

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