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環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約、気候行動と持続可能な開発目標にとって南南協力が重要と報告

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2017.05.29 【情報源】国連/2017.05.10 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、2017年5月18日まで開催されているボン気候変動会議で、気候行動の国別約束(NDC)と持続可能な開発目標(SDG)の課題で南南協力が果たす役割に焦点を当てた報告書を公表した。この報告書は、気候変動に関して南南協力を促進および支援するため起ち上げられた国連南方気候パートナーシップインキュベーターによって委託された。報告書はNDCで示された優先領域が南南協力の出発点として機能し、どのように気候行動と持続可能な開発を促進するかに注目。各国の開発の優先事項に基づくNDCの実施が、SDGの達成にも大きなコベネフィットを生むことを示している。南南協力は、経験の共有、人材、技術、資金の提供によって過去数十年間に重要性を増した。多くの途上国は、温室効果ガス排出が少なく気候に対して回復力のある開発方法を採用し、開発を必要とする他国と協力することで、固有の知識と経験を蓄積している。UNFCCCは、国際社会と国連にはこの協力を促進する役割があるとしている。【国連気候変動枠組条約】

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