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環境ニュース[国内]

日本海西部・九州西海域のマアジ類について「資源回復計画」作成

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.04.02 【情報源】水産庁/2009.03.31 発表

 水産庁は、日本海西部・九州西海域のマアジ(マサバ・マイワシ)についての「資源回復計画」を作成し、平成21年3月31日に公表した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 東シナ海から日本海の沿岸・沖合の広域に分布するマアジ及びマサバの漁獲高は、近年減少傾向にある。また、マイワシは資源水準が極めて低く落ち込んでいる。
 今回の「資源回復計画」は、25年度までの5年間を計画期間として、マサバ又はマサバの大中型まき網漁業については、その小型魚を主とする漁獲があった場合、集中的な漁獲を避けるために速やかに漁場の移動を行うことし、中小型まき網漁業については、団体毎に、一定日数の休漁、水揚げ日数制限等の漁獲制限を行うとしている。
 また、マイワシについては、資源変動が自然環境的な要因に大きく左右されることから、資源状況のモニタリングを行うと共に、混獲程度の漁獲に止めることとしている。【水産庁】

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