一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

EU 産業施設からの汚染物質削減の必要性を訴える

環境行政 行政資料】 【掲載日】2007.06.22 【情報源】EU/2007.06.07 発表

 欧州委員会及び欧州環境庁により公表された報告書によれば、EU域内における特定の産業系汚染物質の排出量が、依然として増大している。
 「欧州汚染物質排出登録制度(EPER)」 に関する2度目の報告書では、昨年の事前評価が確認されることとなった。本報告は、EU25カ国及びノルウェーの産業系汚染物質の排出データについて、初めての包括的な報告となる。
 本報告によれば、大気及び水質を汚染する物質50種のうち、3分の2が減少を続けている。これらの物質には、水中へ排出される窒素化合物(14.5%減)、様々な硫黄化合物(12%減)、大気中に排出されるダイオキシン類(22.5%減)が含まれる。
 一方、特定の汚染物質については増加する傾向が見られ、CO2排出量は2001年から2004年の間に5.7%増大した。ただし、この時点ではEUの排出量取引制度が設けられていなかった。【欧州委員会環境総局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク