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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦内閣 温室効果ガス排出権割当令を承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.08.12 【情報源】ドイツ/2004.07.28 発表

 7月28日、ドイツ連邦内閣は、2005年から2007年における温室効果ガスの排出権に関する申請と割当を定めた排出権割当令(ZuV)を承認した。これにより、2005年に始まるEUの排出量取引に参加するドイツ国内の2350施設に対し、数ヶ月以内に無料で排出権が割当られる。
 割当申請期間は、8月2日から20日の予定だったが、多数の企業から申請期間の延期を求められたため、4週間延長し、8月28日から9月17日までとなった。割当作業の終了は、EU指令で定められた期限(9月30日)より、1ヶ月遅れる予定である。
 延期の主な要因として、温室効果ガス排出取引法に基づき申請の際に必要な認証を与える認証機関が不足していることが挙げられる。現在、110の組織が認証機関として認められているが、これらの組織が、当初の期間で2350施設の認証作業を行うことは、時間的に不可能であることが原因である。
 排出権割当に関する今後のスケジュールは、以下のとおり。
・8月26日 連邦官報において温室効果ガス排出権割当令(ZuV)を公表
・8月27日 ZuV法施行
・8月28日 申請期間開始
・9月17日 申請期間終了
・9月18日 作業期間の開始
・10月29日 作業期間の終了、その後、割当決定
【ドイツ連邦環境省】

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