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環境ニュース[海外]

気候変動枠組み条約事務局 第3回イギリス報告書の審査結果を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.05.20 【情報源】イギリス/2003.05.08 発表

 気候変動枠組み条約事務局は、イギリスの温室効果ガス削減に関する「第3回国別報告書(Third National Communication report)」を審査し、その結果を5月8日に公表した。
 同事務局の派遣した審査チームは、イギリスが1990年から2000年にかけて、温室効果ガスを12.8%削減したことを確認した。また、審査チームは、イギリスの気候変動プログラムによって、京都議定書の目標値よりも大幅な排出削減が可能となるだろうと結論付けている。
 報告書の主要な事項は以下のとおり。
−N2Oについては35%、メタンについては33%、CO2については8%と、3つの主要な温室効果ガスの排出量が著しく減少した。
−前回の第2回国別報告書で示されたいくつもの目標を実現し、素晴らしい進捗が見られた。強化された政策としては、イギリスの排出量取引スキーム、財政的手段の重視、及び目標と協定の強化などが挙げられる。
−産業界、政府及びNGOとの協働、協調の水準が高い。
−イギリスの温室効果ガス目録の審査・評価手続きは非常に厳格で、気候変動政策や科学的調査の有用性も顕著である。
【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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