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環境ニュース[海外]

ドイツ、気候変動対策目標「2020年40%排出削減」に向けて順調に進行中

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.12.16 【情報源】ドイツ/2011.12.02 発表

 ドイツ連邦環境省は、ダーバンで開催の国連気候変動枠組条約第17回締約国会議を機に研究グループに委託して実施した、ドイツ連邦政府の2020年に向けた気候変動対策目標の進行状況に関する中間報告を公表した。ドイツは、2020年までに1990年比で温室効果ガスを40%削減する目標を掲げている。さらに、2011年6月策定のエネルギーコンセプトでは、1990年比で2030年までに55%、2040年までに70%、2050年までに80〜95%、排出量を削減することを目標として掲げている。中間報告によると、2011年7月までに承認された対策により、1990年比で2020年までに約35%の排出削減達成が可能となることが示された。また、今後予定されているEU排出量取引の改善やコジェネレーション法の改正、省エネルギー令の改正、乗用車におけるCO2排出基準の改善といった取り組みを通じて、2020年までに40%削減を達成することが可能であることが示されている。レトゲン連邦環境大臣は、「ドイツは、気候変動対策を更に進める。気候変動対策により、経済成長、技術革新、雇用創出が実現できる。1次エネルギー消費の更なる削減は、ドイツ経済における費用削減やエネルギー輸出への依存からの脱却に貢献する」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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