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環境ニュース[海外]

カナダ環境大臣 アメリカの気候変動対策・大気浄化対策に声明を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.02.26 【情報源】カナダ/2002.02.14 発表

 アンダーソン環境大臣は2月14日、アメリカが独自に発表した大気汚染改善と気候変動に関する提案に対して声明を発表した。
 同大臣は、「アメリカの気候変動問題に関する新しい取り組みを歓迎する。アメリカは世界の温暖効果ガス排出量の25%を占めており、我々はともに解決に向けて取り組んでいく必要がある」と述べる一方で、「この取り組みを通じて、長期的には、米国が国連を通じた多国間協力の舞台に戻ってくれることを期待する」と米国の復帰に希望をにじませた。ただし、アメリカが気候変動問題の科学的ベースについて未だ懐疑的であることに対しては懸念を表明した。カナダ自身は、気候変動の科学を受け入れ、京都議定書の目標達成に向け、引き続き努力していくとしている。なお、アメリカの提唱するクリーンエネルギー開発について、カナダも協力を深めていきたいとしている。
 このほか、NOx、SO2、水銀などの大気汚染物質削減のため、米国がキャップ式排出取引プログラムへ動こうとしている点について、北米全体の大気浄化につながるとして高く評価した。【カナダ連邦環境省】

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