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環境ニュース[海外]

国際金融公社とクリーン開発メカニズムで協力

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.02.06 【情報源】オランダ/2002.01.18 発表

 オランダ住居・国土計画・環境省のプロンク大臣は、途上国における温暖化対策プロジェクトについて、世界銀行グループの国際金融公社(International Finance Corporation:IFC)との協定にサインした。
 同省に代わって、IFCは、途上国における温暖化対策事業(省エネルギー、持続可能なエネルギー生産など)を選定する。IFCは、事業のモニタリングや実施も担当する。IFCとの協定は3年間で、これにより、10メガトンのCO2を削減する。契約金額は4000万ドル(48億円)。CO2の削減分は、京都議定書クリーン開発メカニズムによって、オランダの排出削減目標達成のために利用される。
 なお、オランダ政府は、2008-2012年までに、1990年レベルから6%温室効果ガスを削減することになっている。これは、CO2換算で250メガトンとなる。オランダ政府は、このうち半分の125メガトンを国内の努力で達成することに合意しているが、残りの125メガトンは、おそらく海外での削減によって達成されるであろう。
 プロンク大臣は、同様の協定を他の国際機関とも締結したいとしている。【オランダ住宅・国土計画・環境省】

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