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環境ニュース[海外]

フランス CO2排出枠オークション制度の報告書をWEBで公開

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.10.13 【情報源】フランス/2009.10.01 発表

 2010年6月までにCO2排出枠のオークション制度を詳細に定める、EUの将来の法制を念頭に、フランスでは、2009年3月から検討委員会で議論を進めてきた。
 これまで、CO2排出枠はほとんどの場合、無償で割り当てられていたが、2013年以降、EUの排出量取引市場では、企業は国から排出枠を購入しなければならない。CO2排出枠のオークション制度は、2008年12月に合意されたエネルギー・気候政策パッケージに基づいている。2013年以降、10億トン以上の炭素がこの制度を通じて流通し、欧州レベルでの取引額は年間数十億ユーロに上ると見られている。
 シャルパン財務会計検査長官が座長を務めた検討委員会では、大学、EUの排出量取引制度の対象企業、金融部門の企業、行政機関、国際機関などから約40人の専門家を集め、3カ月以上にわたって検討。7月1日にエコロジー・エネルギー・持続可能な開発省のボルロー大臣らに報告書が提出されている。報告書は、同省のホームページで見ることができる。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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