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環境ニュース[海外]

オーストラリア 排出量取引制度の準備がほぼ整う

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.08.06 【情報源】その他/2009.07.28 発表

 オーストラリアのペニー・ウォン気候変動・水資源担当大臣は、7月28日、2008〜2012年期の排出量取引のための国別登録簿(レジストリ)が開設されたことを発表した。国連気候変動枠組条約事務局が承認した2000-2012年のオーストラリアの初期割当量(AAU)は、約29億5758万トン(CO2換算)。1990年レベルから、8%の増加が認められている。これにより、オーストラリアは、京都議定書に基づく国際的な排出量取引制度に参加できるようになる。
 ペニー・ウォン大臣は、地球温暖化防止に参加するとしたオーストラリア政府の公約が守られていることを示す一里塚だと評価している。
 なお、国内の企業や個人は、2009年9月から、排出量取引のための「口座」を開設すれば、取引に参加できるようになる。
 登録簿は、当初は、気候変動省が管理するが、記録の業務等はオーストラリア京都ユニット取引局が行うこととなる。【オーストラリア環境省】

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