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環境ニュース[海外]

欧州閣僚理事会 航空部門をEU排出量取引制度の対象とする指令案を最終的に承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.11.06 【情報源】EU/2008.10.24 発表

 欧州閣僚理事会は、10月24日、EUの温室効果ガス排出量取引制度(EU-ETS)の対象に航空部門を加える指令案を最終的に採択した。この指令は、航空部門が急速に成長する中、気候変動への影響を削減することを主な目的としている。2012年1月1日以降、航空会社の国籍を問わず、EU域内の空港で離着陸する全ての航空便がEU-ETSの対象となる。
 航空部門に割り当てられる排出枠の総量は、2012年については、2004〜2006年の年間平均排出量の97%相当だが、2013年以降はこの95%となる。排出枠のうち、85%は無料で割り当てられるが、15%はオークションとなる。
 なお、今回の採択では、7月8日に欧州議会が第2読会で可決した修正点を全て承認した。【欧州閣僚理事会】


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