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環境ニュース[海外]

イギリス 公共セクターのエネルギー効率化を促進

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.03.26 【情報源】イギリス/2008.03.13 発表

 イギリスのヒラリー・ベン環境大臣は3月13日、スーパーや銀行などを対象とする新たな排出量取引制度「炭素削減コミットメント(CRC)」に全ての中央省庁が対象となることを明言すると共に、公共機関のエネルギー効率化を支援する無利子の融資に3000万ポンドを追加投入することを発表した。
 CRCは2010年開始予定の義務的な排出量取引制度。対象は、スーパーマーケットや銀行、ホテルチェーン、地方自治体、中央省庁等約5000の大企業や公共機関で、これは国内排出量全体の10%に相当する。
 また、公共セクターを対象とする融資制度への追加資金は、2004年に「炭素トラスト」が設立した公社「サリックス・ファイナンス」が運営する。これは政府の環境変革基金の一環となるもの。
 これまでに1000件のプロジェクトに出資し、学校、病院や地方自治体等100施設を支援してきた既存の融資に上乗せされる形となる。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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