一般財団法人環境イノベーション情報機構
ロンドンで 英仏環境大臣会談を開催
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.11.10 【情報源】フランス/2004.10.21 発表
フランスのルペルティエ エコロジー・持続可能な開発大臣とイギリスのベケット環境大臣は、10月20日、ロンドンで英仏環境大臣会談を行った。両大臣は、気候変動問題が、国際社会において、緊急に検討を要する重要事項であることを確認しあった。このテーマは、今後イギリスが議長国を務めるG8の中心テーマであり、また、EUの重要課題でもある。
ロシアの京都議定書批准を考慮し、次回の気候変動条約締約国会議(COP10)は、積極的に機能し、第一約束期間後、すなわちポスト2012年に向けた取組みを可能にするものでなければならない。フランスとイギリスは、京都議定書の実施について、引き続き、EU内で中心的な役割を果たす必要性を確認しあった。
この他、会談では、持続可能なエネルギー・エネルギー効率化パートナーシップ(REEEP)、G8でアフリカの持続可能な開発を重視すること、欧州の持続可能な開発戦略、生物多様性の保全(特に途上国における)、2005年1月パリでの生物多様性国際会議、2005年4月のニューヨーク持続可能な開発委員会、UNEPの強化などについて、話し合った。
なお、フランスとイギリスは、2005年から、両環境省間で、職員交流プログラムを開始する予定。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】