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環境ニュース[海外]

欧州委員会 環境補助金制度を合理化 LIFE+(ライフプラス)へ

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2004.10.15 【情報源】EU/2004.09.29 発表

 欧州委員会は、環境に関するプログラムへの資金提供を簡素化、合理化する提案を行った。
 新しいプログラムは「LIFE+」というもので、環境にのみ対象を絞ったEU単独の財政支援措置となり、2007年より実施される。「LIFE+」では、EUの第6次環境行動計画において優先課題とされているテーマ(気候変動生物多様性、ヒトの健康、持続可能な自然資源・廃棄物管理)に綿密な支援を行っていく。
 「LIFE+」はEUの環境政策の立案、実施、モニタリング、評価及びコミュニケーションに貢献するように設計された。欧州委員会は2つの系統があるとしている。一つは「実施とガバナンス」で、知識基盤を統合し、EUの環境政策を実施する際、加盟国に、より早く、より良い結果がもたらされるようにする。例えば、自然保護地区の管理者のネットワークづくりがそれである。もう一つは「情報とコミュニケーション」で、EUモビリティ・ウィークなど、環境意識を向上させ、最良の実践方法を共有するものである。
 本提案では資金獲得手続を合理化し、欧州委員会が新しい課題に素早く対応できるようになった。欧州委員会は、2007年から2013年までに総額21億9000万ユーロ(約2850億円)を計上している。あらゆるレベルの行政、NGO、関係者などが、この資金を活用することができる。【欧州委員会環境総局】

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