一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

イギリス田園地帯の道路封鎖解除を改めて要請

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2001.05.16 【情報源】イギリス/2001.05.03 発表

 ビバリー・ヒューズ環境大臣は「地方議会は地域社会を駄目にしている」と述べ、次の祝日までに口蹄疫の影響で閉鎖されている道路の再開を促した。
 5月の祝日では田園地帯へ続く道路のうち18%しか再開が達成されなかったことを受け、政府は、最も協力的な地方当局と非協力的な地方当局を発表。政府の獣医学と科学方面の報告によると、感染が確認されている地域以外で道路を広範囲に閉鎖しつづけることに何の正当性もないという。しかしながら、地方当局 の一部はこの報告を無視し続けている。
 道路再開についてはもっともその割合が高かったのが、ケンブリッジシャー85%、続いてサフォークの75%、サリーの70%となっている。
 一方、口蹄疫感染の恐れが報告されていない地域で、道路再開率が悪かったのは、リンカンシャーの0%、バッキンガムシャーとハンプシャー5%となっている。なお、口蹄疫感染が報告されていたオックスフォードシャーとエセックスでは、安全が確認された部分での道路閉鎖は解除されている。同環境大臣は、「地方当局は不要な地域であっても道路閉鎖を続けている」と指摘の上、1日も早い道路の再開を求めた。【イギリス環境・運輸・地域省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース