一般財団法人環境イノベーション情報機構
「スポーツと環境の世界フォーラム」東京で開催
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.12.01 【情報源】国連/2003.11.13 発表
UNEP及びNPOの「グローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)」の共催により、11月14日から東京で、「スポーツと環境の世界フォーラム(G-ForSE)」が開催される。会議では、スポーツ界での環境保全活動の先進事例を称える「G-ForSE 2003年環境賞」が授与される。また、テニスのモニカ・セレス選手、サッカーの中田英俊選手、野球の松井秀樹選手など、スポーツ選手からの環境に関するメッセージを集めた「Vital Messages」も公表される。この本は、UNEP及びGSAが共同で作成した。
GSAがスポーツと環境に関する調査を行ったところ、約30%以上の人がスポーツと環境とは密接に関わっていると答え、約25%の人が、スモッグなど環境悪化でスポーツに影響が出ていると答えた。また、69%の人が、スポーツ施設は、より環境に配慮した持続可能なものになって欲しいと述べ、このためにお金を払う用意もあると答えた。
なお、12月には、2006年冬季オリンピックが開催されるイタリア・トリノで、UNEPと国際オリンピック委員会による「スポーツと環境に関する世界会議」会議が開催される予定である。【UNEP】