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環境ニュース[海外]

EU 人工衛星を利用した大気汚染モニタリングシステムの成果を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2003.07.14 【情報源】EU/2003.06.27 発表

 人工衛星を利用した革新的な大気汚染モニタリングシステム、「イカロスネット(ICAROS NET)」の成果が、6月27日、ブダペストで発表された。この事業は、欧州委員会が、ギリシャ、ドイツ、ハンガリー、イタリアと協力して3ヵ年にわたって進めている。重工業、交通、家庭の暖房から発生する大気中の粒子状物質の濃度をモニタリングするもので、アテネ、ミラノ、ミュンヘン、ブダペストでパイロット事業が実施されている。宇宙からこれほど正確に超微粒子を調査するのは初めてのことである。アテネのパイロット事業における初期の結果は好ましいもので、地上での測定と同じぐらい信頼できることが示された。さらに、重工業や高速道路など、当該地域における粒子状物質の主な発生源を特定することも可能であった。【欧州委員会環境総局】

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