一般財団法人環境イノベーション情報機構
	
	
	
	国連環境計画、気候取組と生物多様性保全取組の統一を図るプログラムを発表
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2025.11.04 【情報源】国連/2025.10.16 発表
国連環境計画(UNEP)は、地球環境ファシリティ(GEF)、ラテンアメリカ開発銀行、アジア開発銀行とともに、チリなど12ヶ国の気候・自然保全取組を加速するため、「ネットゼロ・ネイチャーポジティブ加速統合プログラム」を実施すると発表した。対象は、チリ、コスタリカ、コートジボワール、インドネシア、モーリシャス、メキシコ、モロッコ、ナイジェリア、タンザニア、タイ、トリニダードトバゴ、ベトナムで、GEFが1億ドルを拠出し、7億ドルを協調融資で調達する。
各国の気候取組と生態系保全のための取組の間には一貫・統一性がなく資金も不足し、気候目標・生物多様性目標達成への進捗を遅らせている。
プログラムは、各国の目標達成へ向けた取組の整理統合を図る。
また、各国のプロジェクトと知識共有・能力構築・イノベーションのための国際プラットフォームの関連付けを支援する。
目標達成を確実にするため、土地100万ヘクタールの再生・改良、7,500万トンのCO2排出削減など具体的な成果目標を掲げる。
【国連環境計画】