一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

イギリス、象牙法の対象生物拡大が発効

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2025.02.14 【情報源】イギリス/2025.01.28 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)によると、これまでゾウのみを対象としていた象牙法のカバ、イッカク、シャチ、マッコウクジラの 4種 への拡大が 2025年1月28日 に発効する。
これにより、これら 4種 の牙や歯を含む象牙製品の輸出入・取引も禁止される。

上記 4種 は、ワシントン条約絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約CITES)」に登録されており、気候変動の脅威にさらされている。
象牙の密猟や取引は、こうした脅威を増幅させ、これらの種の長期的な生存を脅かす可能性がある。

象牙法は、象牙販売に関する世界で最も厳しい禁止令で、これに違反すると無制限の罰金や、最高 5年 の拘禁刑などが科される。
同法は、広範囲に及ぶ協議を経て導入され、芸術及び文化的人工物の既存の取引には、限定的な適用除外を規定する。

イギリスは世界中のパートナーと協力し、自然に関する世界的な目標を策定。
国連「生物多様性世界枠組」の実現を推進し、国際的に野生生物の損失を止め、回復させていく。

【イギリス環境・食糧・農村地域省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース