一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 炭素管理戦略に関するステークホルダー会議を開始
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.04.07 【情報源】ドイツ/2023.03.24 発表
ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、炭素管理戦略に関するステークホルダー会議の開始を報告した。これは2022年10月に開催された炭素回収・貯留(CCS)および炭素回収・利用(CCU)に関する最初のステークホルダー会議に続くものであり、業界団体や環境団体が参加している。2022年に実施された炭素貯蔵法(KSpG)の評価では、CCSとCCUの利用による気候中立に関する調査が行われ、CCSとCCUの使用によってのみ気候中立の達成が可能であることが示された。このため、ドイツ政府は、炭素管理戦略を策定することを決定し、経済的・法的な条件の整備を進めていく。ステークホルダー会議は来月も開催され、テーマ別のワークショップでCCSとCCUに関連する特定の問題について議論していく。【ドイツ連邦環境省】