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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、2022年ハリケーン予測を「平年を上回る」と発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.08.23 【情報源】アメリカ/2022.08.04 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2022年のハリケーンは「平年を上回る」とする最新予測を発表した。ハリケーンシーズン(6月〜11月)の開始に際し2022年5月に発表した予測と同じだが、平年を上回る可能性は65%から60%に低下した。平年並みの可能性は30%で5月の25%から上昇、平年以下となる可能性は変わらず10%である。今シーズン中に、命名暴風雨(風速17.43m/s以上)は14〜20個発生し、このうち6〜10個がハリケーン(風速33.08m/s以上)に発達、この中から3〜5個が猛烈なハリケーン(風速49.62m/s以上)となるという。これまでのところ命名暴風雨3個が発生、うちハリケーンは0個である。平年は、シーズン中に命名暴風雨14個が発生し、そのうち7個がハリケーンに発達、うち3個が猛烈なハリケーンとなる。2022年後半も引き続くラニーニャ現象、弱い大西洋赤道域の貿易風、活発なアフリカモンスーン、平年より高い大西洋の海面水温等の条件が、今シーズンのハリケーンを活発化させている。
【アメリカ海洋大気庁】

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