一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州委員会、2030年までに気候中立でスマートな都市を目指す100都市を選定
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2022.05.23 【情報源】EU/2022.04.28 発表
欧州委員会は、2030年までに気候中立でスマートな都市を目指す域内100都市を選定したと発表した。これら都市は、市民・研究機関・民間部門等の参加を得て、気候中立達成への総合計画を含む気候都市約定を策定し実施する。各都市は、状況に応じた助言をはじめ研究・イノベーション助成などの助成や融資を受け、関係都市のネットワークに参加して優良事例など必要な情報を得ることができる。100都市のほかに、EUの研究・イノベーション助成プログラム「ホライズンヨーロッパ」(2021年〜2027年)に参加するイギリス、イスラエルなど域外の国々からも12都市が選ばれた。この事業は、「ホライズンヨーロッパ」の一環である「EUミッション」で、EUの重要課題について2030年目途の具体的な目標を設定し、その達成を目指して研究、計画・政策の作成、法制化など一連の取組を行う。次の5つのミッションがある。1)気候変動への適応、2)がん、3)海域・水域の再生、4)100の気候中立・スマートシティ、5)土壌。
【欧州委員会】