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環境ニュース[海外]

生物多様性条約など、地図情報プラットフォーム「国連生物多様性ラボ」の改訂版を公開

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2021.10.25 【情報源】国際機関/2021.10.04 発表

 生物多様性条約(CBD)、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画世界自然保全モニタリングセンターUNEP-WCMC)は、2018年公開の生物多様性保全支援のウェブサイト「国連生物多様性ラボ(UNBL)」を再設計して特に空間データの充実を図った「国連生物多様性ラボ2.0」を立ち上げた。このオープンソースのプラットフォームは、各国政府その他の利害関係者が、自然、気候変動、開発を広くカバーする最新の地図とデータに無料でアクセスできる。旧版の公開により国別報告書での地図の使用が倍増するなど、自然環境の現状把握や国の生物多様性計画の見直し、実施、監視などに寄与してきた。
 改訂版は、多言語対応、400超の空間データレイヤー、非営利主体が国内外のデータを取り込むための安全な作業空間、解析能力強化などを実現し、またマイクロソフト社のサポートも得る。パリ協定やポスト2020生物多様性世界枠組に沿った国の政策の決定や国別報告書の作成における利用が期待されるという。
生物多様性条約】

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