一般財団法人環境イノベーション情報機構
生物多様性条約、国連生物多様性会議の日程を発表
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2021.09.07 【情報源】国際機関/2021.08.18 発表
生物多様性条約(CBD)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延のため延期された国連生物多様性会議の日程を発表した。中心となる生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)は2部に分けて開催される。まず第一部として、2021年10月11〜15日にオンラインで開会する。期間中、ハイレベル会合で昆明宣言を作成する。第二部は、2022年4月25日〜5月8日に中国の昆明市で各国首脳参会の上開催し、ポスト2020生物多様性世界枠組を採択する。期間中、カルタヘナ議定書第10回締約国会議(CP-MOP10)と名古屋議定書第4回締約国会議(NP-MOP4)も開催する。主要議題となるポスト2020生物多様性世界枠組は、先に発表された第一次草稿が2021年8月23日〜9月3日にオープンエンド作業グループ(WG2020)のオンライン会合で検討されるなど作業が進む。最終のWG2020は、2022年1月に開催の予定である。2021年8月30日には、コロンビアが主催する「プレCOP」が開催される。
【生物多様性条約】