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環境ニュース[海外]

国連など、2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロを目指す金融部門の連携基盤を立ち上げ

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2021.05.17 【情報源】国連/2021.04.21 発表

 国連のカーニー事務総長特使やアメリカのケリー大統領特使などは、2050年までに温室効果ガス(GHG)排出実質ゼロ(ネットゼロ)を目指す取組を金融部門全体で加速させるため、世界の160以上の大手金融機関が参加する「グラスゴー・ファイナンシャル・アライアンス・フォー・ネットゼロ」(GFANZ)を立ち上げた。メンバーは43の銀行、87の資産運用会社及び58のアセットオーナーで、扱う資産の総額は70兆ドルを超える。銀行や保険会社などは、業種ごとにGHG排出実質ゼロを目指す協調的な取組を開始しているが、GFANZはこうした取組の連携・拡充を図る。メンバーは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が実施する「Race to Zero(ゼロへのレース)」キャンペーンに準じて、2050年までにGHG排出実質ゼロを実現するための科学的に整合性のある目標(2030年までの中間目標及び長期目標)を設定する。加えて、目標達成に向けた計画や短期目標を立て、透明性のある報告や会計を行うなどして、金融部門全体でGHG排出実質ゼロの実現に尽力するという。【国連環境計画

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