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環境ニュース[海外]

フランス生物多様性局、農業・食料・環境研究所と連携強化

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2020.03.13 【情報源】フランス/2020.02.25 発表

 フランス生物多様性局(OFB)と国立農業・食料・環境研究所(INRAE)は、生物多様性、水、農業などに関わる公共政策を支えるため共通の知識やツールを開発・拡大する枠組み協定に署名した。協定は主要テーマとして1)水と水環境の保護、2)陸上生物多様性の回復と保全、3)農業と生物多様性の相互作用、をあげている。また、国家生物多様性戦略やEUの関連指令、共通農業政策のため、4)農業・食糧システムに関わる情報提供、5)持続可能な農林業システムの構築と運営への支援、6)水と水環境の管理の支援、にも対応する。協定の期間は3年間で、具体的には研究プロジェクト、作業グループ活動、研修、経験と知識の交換といった形をとるという。
 OFBは、2020年1月1日、フランス生物多様性庁(AFB)と狩猟・野生動物局(ONCFS)が統合し発足。INRAEも同日、国立農学研究所(INRA)と国立環境・農業科学技術研究所(IRSTEA)が合併し、国内に18のセンターを持つ主要研究機関として発足した。農業や動植物に加え、世界に先駆けて農業・食糧・環境を統合的に研究するという。
【フランス生物多様性局】

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