一般財団法人環境イノベーション情報機構
コスタリカ、2019年12月にチリで開催されるCOP25の準備会合としてプレCOP25を開幕
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2019.10.28 【情報源】国連/2019.10.08 発表
コスタリカは、2019年12月にチリで行われる国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第25回締約国会議(COP25)の前に気候行動について共有・協議する「プレCOP25」を10月8〜10日に開催する。プレCOP25では準備会合ということにとどまらず、脱炭素化とレジリエンスを加速するための経験の共有に重点を置く。具体的な議論の指針としては、1)都市と電動モビリティ、2)自然に基づく解決策、3)ブルーエコノミー(海洋経済)の3つの分野を取り上げ、分野横断的なテーマとして、ジェンダー及び人権、金融という2つを設ける。コスタリカのカルロス・マニュエル・ロドリゲス環境大臣は「今回の会議は、開発モデルの変革のための対策実施に焦点を当てる絶好の機会になる」と期待を述べた。コスタリカは電力のおよそ99%を再生可能なエネルギーで賄っており、2050年までに脱炭素化する詳細計画を発表するなど、自然保護や気候変動への取組を称えられ2019年国連チャンピオン・オブ・ジ・アース賞を受賞している。【国連気候変動枠組条約】