一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 連邦環境省がグリホサートの使用を廃止するための計画案を提出
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.11.16 【情報源】ドイツ/2018.11.06 発表
ドイツ連邦環境省は、グリホサートの使用を段階的に廃止するための計画を提出した。これに伴い、農薬使用令の改正も進めていく。また、これらの製品を使用する農家には、農薬が使用されていない生息空間を農地において一定以上保ち、動植物に提供することが求められる。これは、グリホサートのみを対象とするのではなく、生物多様性に損失を与えると証明される農薬全てに対し適応される。現政権は、連立協定において、グリホサートの使用を禁止することを明記しており、連邦環境省は、連邦農業省と共同で、準備を進めている。既に、民間の庭や公園におけるグリホサート使用の禁止案については、連邦環境省が提示している。【ドイツ連邦環境省】