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環境ニュース[海外]

ドイツ  内閣が侵略的外来種に関するEU規則の国内実行法を承認

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2017.03.13 【情報源】ドイツ/2017.02.22 発表

 ドイツ連邦内閣は、侵略的外来種に関するEU規則をドイツ国内に転換するための実行法を承認した。意図的・非意図的を問わず、侵略的外来種の持ち込みは、世界的に生物多様性に対する最大の危機をもたらしており、ドイツ国内においても、複数の外来種による自然、人、経済に対する深刻な悪影響が確認されている。EU規則では、37種の侵略的外来種の輸入、飼育、繁殖、輸送、購入、利用、交換、排出を禁止しており、ドイツ国内では、このうち少なくとも24種が生息、その生息範囲が広がっている種も存在している。今後、広範囲に生息する種に対しては、EU規則に基づき、適切な管理措置が採られる。さらに外来種の非意図的な持ち込みと拡散を防止するための措置が記載された行動計画の策定、並びにEUが指定する侵略的外来種の監視が求められる。また、所轄機関、EU規則に反した場合の法的根拠、研究目的時など禁止に対する例外措置について定めており、一連の規定は、連邦自然保護法に取り入れられ、さらに連邦政府が行動計画の策定を担当、州政府が地域における具体的な状況を評価する管理措置の策定を担当することが定められている。【ドイツ連邦環境省】

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