一般財団法人環境イノベーション情報機構
韓国環境部、湿地の保全と管理に関する官民共同ワークショップを開催
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2016.02.16 【情報源】韓国/2016.02.02 発表
韓国環境部は、2016年2月2日「世界湿地の日」を記念し、湿地の重要性を訴えるために釜山で「湿地の保全と管理に関する官民共同ワークショップ」を開催する。「世界湿地の日」20周年の今年のテーマは「湿地を大切にしよう、私たちの未来のために:持続可能な暮らしを目指して」である。ラムサール条約事務局が設定したこのテーマは、湿地が持続可能な暮らしの重要な基盤であるという認識を広め、経済的、文化的また余暇の場としての湿地の価値を適切な方法で保護するためのもの。同ワークショップには民間や市民団体、専門家や地方自治体、国立湿地センターなど約130の関係者が参加し、湿地の効率的な保全・使用についてのプレゼンテーションや議論を行う。参加者は湿地保全政策の実施を検討し、全国の主要な湿地の調査や保護地域拡大について官民連携を促進する方法を共有する。環境部のチェ自然政策課長は「このワークショップが、湿地の価値や重要性についての国民の意識を高める機会となることを期待する」と語った。【韓国環境部】