一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 薬草・アルニカの保護プロジェクトを開始
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2015.05.01 【情報源】ドイツ/2015.04.16 発表
ドイツ連邦環境省は、薬草の一種であるアルニカの保護とその生態系が持つ機能の促進を目的に持つプロジェクトの開始を公表した。これは、連邦プログラム「生物多様性」においてオーバーフランケン地方で実施されるもので、生物多様性や生態系サービスへの投資によってもたらされる利益について実証される。プロジェクトへの支援額は14万ユーロであり、ホフ市、及びホフ郡の景観保護連盟がプロジェクトの実行を担当し、連邦自然保護庁が専門的な支援を提供する。生態系サービスにおいて、アルニカは、薬草としても自然体験や保養、多様な文化景観の維持としても重要な種であると考えられており、プロジェクトを通じ、アルニカの持続可能な利用と現在生息しているアルニカの保護の両方に取り組むことになる。【ドイツ連邦環境省】