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環境ニュース[海外]

デンマーク、途上国等への12億DKKの官民気候投資に合意

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2014.01.28 【情報源】デンマーク/2014.01.13 発表

 デンマークの年金基金各社とIFU(途上国のための投資基金)は、「デンマーク気候投資基金」(DCIF)に計12億デンマーククローネ(DKK)を投資する合意を締結した。DCIFは、途上国と新興国の排出削減プロジェクトへの投資を通じて、地球温暖化の抑制とデンマークの気候技術移転を目指す官民パートナーシップで、途上国への気候投資のため「2020年から年間1000億ドルを調達する」としたCOP15の目標実現にも寄与するものになる。投資家には、投資額の12パーセントの利益が支払われるという。
 この合意により、今回の12億DKKに加え、機関投資家からさらに2億DKKの投資が予定されており、DCIFの総額は14億DKKになる。さらに、DCIFはプロジェクト資金の一部を担うが、プロジェクト実施には他機関の投資も求められるため、総投資額は80〜90億DKKと見込まれるという。
 DCIFの公的資金として、政府開発資金が2億7500万DKK、IFUが2億5000万DKKを、民間資金として各基金が合わせて6億7500万DKKを拠出する。DCIFのファンドマネージャーは、これまでに85の途上国で、800のプロジェクトに投資してきたIFUが担当する。【デンマーク気候・エネルギー・建物省】

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