一般財団法人環境イノベーション情報機構
IPBES第2回総会、初回作業計画と予算等を採択し閉幕
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2013.12.27 【情報源】その他/2013.12.14 発表
2013年12月9日からトルコのアンタルヤで開催されていた「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)第2回総会は、2014年から5年間の意欲的な初回作業計画と予算等「アンタルヤ合意」を採択して14日閉幕した。作業計画には、評価活動の対象として、まず昆虫による送粉と食糧生産、続いて土地の劣化や侵入種の問題等が盛り込まれた。予算は、必要とされる総額4350万ドルのうちの半分以上(2540万ドル)がすでに約束されており、作業計画実施への強固な決意が示されたという。また、IPBESの初代事務局長(ドイツ、ボン)として、フランス人のアン・ラリゴーデリー氏(元DIVERSITAS事務局長で、国際科学会議(ICSU)「社会における科学」部門長)が正式に発表された。【「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)】