一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

「気候サービスのための世界的枠組み」の実施計画採択へ

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.11.09 【情報源】その他/2012.10.25 発表

 世界気象機関(WMO)が中心となって進めている「気候サービスのための世界的枠組み」(GFCS)の実施計画と管理体制を決定するため、世界気象会議の初の臨時会合が、2012年10月29日から31日にかけて催される。GFCSは、気候変動に対処するために必要な気候に関する情報とそれを提供するサービスを、多くの人が利用できるようにすることを目的としている。2009年の世界気候会議(WCC-3)で、各国政府や機関の世界的パートナーシップとして、その構築が決定され、管理と実施の詳細について議論が進められてきたが、今回採択される見通しとなった。
 気候変動は、水や農作物、再生可能エネルギー、輸送インフラ、疾病対策の取組など、人間生活のあらゆる側面に影響を及ぼす。気候変動によって、干ばつや洪水など極端な気象現象もさらに悪化すると予想されている。WMOは、GFCSが先進科学を用いた観測やデータ処理、長期気候予測などを基に、利用者が必要とする正確な気候情報を提供し、気候変動の影響を特に受けやすい数億人の人々にも気候情報の恩恵を広げていくとしている。【世界気象機関

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース