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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、テキサス州の大気汚染物質認可プログラムを承認

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2012.10.25 【情報源】アメリカ/2012.10.11 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、大気浄化法(CAA)の新規発生源審査(NSR)プログラムの下、テキサス州環境質委員会(TCEQ)が提出した改定大規模大気汚染源の認可プログラムを承認した。改定されたプログラムでは、既存の排出源に対し、施設全体での排出枠(PALS)設定を認め、柔軟な運用が可能となっている。排出枠に含まれる各設備の継続的モニタリングは必要となる。
 EPAによると、今回の最終決定は、TCEQとEPAによる長期にわたる作業の成果で、州発行のNSR認可の明確性と法的強制力が高まったという。CAAの要求にも、国内の他の州についてEPAが承認したNSRとも合致している。
 NSR認可プログラムは、大気質を守りつつ産業の成長も考慮した、設備建設前の認可制度である。工場等の新設・改修によって大気汚染が著しく悪化することがないよう、また最善の汚染防止対策が講じられるよう、1977年の大気浄化法改正の一環として議会が定めた。NSR認可書には認可対象建築物、排出枠、排出源の運転方法などが記載されており、法的文書として施設所有者・運用者は従う義務がある。【アメリカ環境保護庁】

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